日本一周 島根県 37日目

島根県。
天気、晴れ。

鉱山遺跡としてはアジア初で、2007年に世界遺産に登録された「世界遺産石見銀山遺跡」へ。

銀鉱石を掘っていた銀山地区と、石見銀山の政治経済の中心地だった街並み地区、全てが世界遺産です。

「間歩(まぶ)」と呼ばれる銀鉱石を採掘するための坑道が石見銀山には大小600余りも点在しています。

そのうちの一つ「龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)」の散策を含めた約2.3キロのガイドツアーに参加しました。

石見銀山を巡って30年間戦いが続いたのち、銀山を征したのが毛利元就。
その後36年に渡り毛利の支配が続きましたが、関ヶ原の戦いで西軍の大将、元就の孫毛利輝元が徳川家康に負け、石見銀山は徳川家康のものになりました。
その後265年もの間、徳川が支配しました。

長い間、権力を持ち続けた徳川幕府の裏には、まだまだ深い歴史があるようです。

「石見銀山400年500年の歴史を2時間で理解はできないですよ。」
と言われながら、龍源寺間歩を見学しました。

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こんな暗闇で銀鉱石を見つけだし、背負って運ぶなんてとても大変なことです。
昔の人のおかげで今の日本があると感じました。

少しだけ石見銀山の歴史に触れることができた気がします。

その後、石見銀山世界遺産センターで丁銀づくり体験に参加してみて、実寸大の丁銀レプリカ作りでは木箱に入れてもらい、ご機嫌な息子たち^^

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2時間のツアーと丁銀づくりでクタクタになってしまい、街並みは車内からチラッとみて終了です。

街並みは見応えがありそうなので、また機会を作って行きたいですね。

今晩は、島根の道の駅で出会った豪華なキャンピングカーのオーナーさんから教えていただいた、「神楽門前湯治村」で休みます。
湿度は高いが気温は27℃、朝は涼しいと聞いたので、今晩も快適に眠れそうです。

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